世界平和と八紘為宇

先月、6月14日付けの産経新聞に、 『神国日本』 という本の広告が掲載されていた。

著者は元駐日イスラエル大使のエリ・コーヘン氏で、コーヘンという名前が意味するようにイスラエルのラビの家庭に生まれた祭司であり、大学では理系の物理・数学のみならず文系の経営学を専攻し、また、空手や剣術・居合道の達人で、イスラエル国防軍予備役・中佐の軍人でもあり、まさに文武両道のスーパーマンと言っても過言ではあるまい。しかも、失われた10支族が日本にやってきたという、いわゆる「日ユ同祖論」を標榜するところが、イスラエル統一王国の王・ダビデ(日本における神武天皇)を彷彿とさせる人物と言えよう。

そして、新聞広告に掲載された対談相手の名前だが、エリ・コーヘン氏と同様、高尾山古墳や古代イスラエルとの強い繋がりが見えるため、このブログにて紹介したい。

その対談相手の名前は葛城奈海という。偶然にも自著『葛城コード』の主人公である猿田彦、すなわち、呉の将軍・諸葛直の末裔と推測される葛城氏の「葛城」であり、日本神話の女神・イザナミと、大和葛城山から望む淡路島の海を想起する「奈海」なのである。しかも経歴は、女性でありながら合気道や剣術の武道に通じ、「八紘為宇」の日本建国の理念を理解し、予備自衛官として国防の重要性を説いている。さらには環境運動家という、実にわずらわしい活動に傾倒している、心にやさしさを秘めた人物で、ちまたの新聞雑誌に登場する理論だけの右翼の諸氏とは一線を画している。

私は『葛城コード』の著書の中で、日本の皇室のルーツが中東にあり、その事実を開示することによって皇室に新たな価値観が生じると予見した。そしてまた、古代イスラエルと古代日本における隠蔽された歴史的真実を、現代の神武と猿田彦が講演で明らかにすることで、ユダヤ教と神道、そしてあらゆる宗教間の壁が取り払われ「八紘為宇」の未来創造(世界平和)が成されることを確信したのである。

 

神聖幾何学模様 「世界平和」

 

 

 

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