「グローバル社会における大学の役割」 これでいいのか早稲田大学!

今朝の産経新聞に官学癒着の特集記事が載っていた。前高等教育局長の吉田大輔が、平成27年10月1日に早稲田大学の教授として天下りをしていた。ここまではTVで知っていたが、局長時代の仕事に「早大スーパーグローバル事業」の補助金4億2千万円の公募・採択に関わっており、しかも天下り先の仕事が早大で著作権制度の調査研究を行う傍ら、文部科学省事業について早大に助言する役割も担っていたという。

この官学癒着の問題は、前局長が実質4億円の補助金を与える代わりに人件費2千万円の見返りを取得しただけではなく、大学の自治に関わる重大な不正を働いた疑いが明確になった。それは、本文『葛城コード』第4章の「先端技術に群がる収奪の陰」に書いた小保方晴子氏の一連の騒動で、早稲田大学の行った「博士号はく奪」の不可思議な決定に、前局長の吉田大輔が働きかけを行ったのではないかというものである。

平成27年10月1日に吉田大輔を教授として受け入れた同月の29日、先進理工学研究科運営委員会において、小保方晴子氏の博士論文の審査が行われている。その結果、本人が納得できない理由で不合格とされ、小保方氏の研究者としての道は無残にも閉ざされてしまったのである。早稲田大学総長の鎌田薫は、早稲田大学の建学の精神の一つ「学問の独立」と、日本、いや世界の宝となった小保方晴子氏をも、年間4億円の補助金欲しさに腐れ官僚に売ってしまったのであろうか。

正義と慈愛の心を失ったグローバル社会は、金の亡者が跋扈する地獄と化すのである。  これでいいのか早稲田大学!

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